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dustyの気まぐれゲーム探訪記

ゲームに関連することを気まぐれに書き連ねていくブログです。最新ゲームの感想、レトロゲームの紹介、ゲーム業界に対して思う事etc. いろいろとのんびり気の向くままに書いていきます。

ゲームプレイ感想(2) : バイオハザード7 -レジデントイービル-

さて、ゲームプレイ感想の第2回。今回はこちら

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バイオハザード7 -レジデントイービル-

 

こちらの作品に関しての感想を語っていきたいと思います。

それでは、今回もよろしくお願いいたします。

 

(少し長い)はじめに

ゲームには人がプレイしているのを見るだけでも夢中になる、引き込まれる作品がある。そんな作品は紛れもなく名作と呼ばれるに値するのはいうまでもない。

 

私にとって人生で一番最初のそんな作品はバイオハザード2だったと記憶している。

 

当時、幼稚園か小学校低学年くらいの時だったか、友達の家に遊びに行ったとき、昼下がりの少し薄暗いリビングで友達がプレイしていたのを横でただただ黙って画面を見つめていたのを覚えている(ちなみに当時はCEROはない。友達は兄の影響でバイオにはまっていた)

年齢が年齢なので、テキストも十分には読めないし、ストーリーもあまりよく理解していなかった。ましてやバイオ2は当時の年齢では相当怖かったはずだ。

それでもなぜか当時の私は画面から目を離すことができなかった。その独特な雰囲気に不思議と引き込まれるしかなかった。

 

さて、それから約20年弱。それ以来の私はバイオとはまるで無縁のゲーム人生を送っていた。ホラーやモンスターパニック的なシューティングゲームと波長がいまいち合わなかったからだ。バイオについてはプレイ動画でちらっとみてストーリーやどういうシステムに変わっていったのかをホントにわずかに知っているという程度だった。(6の体験版はプレイしたがこちらでは波長合わず)

そんな中、バイオ7が発表されて映像が公開されていったのだが、PVを見たとき私は一瞬で引き込まれたと同時にバイオ1、2の時に感じていたあの感覚が蘇ってきた。

 

そして、今回バイオ7を購入してプレイするに至ったわけだが、

 

本当に素晴らしい作品だった

 

 本当にこれに尽きる。さて、では一体どんなところが素晴らしかったのか?

詳しいことをこれから語っていこうと思う。

 

 

良かった点

革新的な取り組みを行いつつもゲームの本質的な部分は原点回帰

 バイオでは1~3が俯瞰固定視点、4~6までが三人称視点となってきているが7ではアイソレートビューと呼ばれる一人称視点となっている。

カメラというとゲームの肝となる部分なのでまずこの部分に抵抗を覚えた人も多いと思う。実際この部分から「三人称でも、俯瞰固定視点でもないこれはバイオじゃない」と言って失望した人は多く見受けられていた。

ただ、私はこの意見に関しては賛同しかねる。この作品は紛れもなくバイオハザードだったからだ。(そもそも3→4であれだけゲーム性が変わっているのにいまさら"バイオらしさ"という言葉を使うのにもいささか疑問を覚えるが・・・)

 

三人称視点から一人称視点に変更したことで視野範囲は格段に狭くなった。つまり、”限定的”なものになったわけだ。さてここで1~3の俯瞰固定視点について思い出してほしい。俯瞰固定視点はカメラの範囲外の部分は一切見ることができない”限定的”な視点といえる。視界を限定的なものにすることによって「自分の視界の外のすぐに何かいるかもしれない・・・」そういった恐怖心を植え付けることができる。

つまり、カメラというゲームにとって重要な部分を変えているにもかかわらず、その中身・本質的な部分では昔のバイオに原点回帰をしているわけだ。

 

そして、その限定的な視界を活かすために舞台も逃げ場が少ない閉鎖的な空間、建物の中に戻されている。いざという時に自由に立ち回ることができない狭い家の中では常に不安と緊張が付きまとい初代の洋館を探索していたころの気持ちに戻らせてくれた。

 

また一人称視点にすることによってドアを開けるときの緊張感も一気に増した

1~3までのドアを開けるときの演出には毎回ドキドキさせられていたが7にそのドキドキが舞い戻ってきたように感じた。

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また、アイテムボックスも登場しアイテムマネジメントも復活したのも個人的にうれしいポイントだった。今どのアイテムが必要で、逆に要らないものはどれなのかを選定する作業は非常に楽しかった。

 

このように4~6のバイオが好きな人にとっては「なんだよこれ・・・」という風になっているかもしれないが私のように1~3の時代のバイオが好きな人にとっては「これぞバイオ」という風な印象を受けた。

 

個性的な悪役

今回のバイオではモンスターとはほかに"狂"悪なベイカー一家とも対峙することになるのだがこのベイカー一家も恐怖を演出するために非常にいい味を出している。

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△左から長男のルーカス、家主のジャック、妻のマーガレット

 

普通のモンスターは見た目が非現実的で知性も低く話も通じないため”ただのモンスター”と割り切ってしまいやすい。

しかしベイカー一家は見た目は普通の人間で、知性もあるし話も(一応)通じる。

ただそれゆえに”命を狙われている、殺す気で来ている”という感覚が強く伝わってくるようになっており、恐怖心をさらに煽るようになっている。

 

今回のバイオの敵がモンスターだけだったらここまで面白く感じることはなかっただろう。

 

シンプルで分かりやすい明確なストーリー

今回のバイオのストーリーは登場人物が少ないこともあり、本当にわかりやすいストーリーだった。

今回のバイオは一見すると超常現象的なことが多くそれも「今回のはバイオじゃないよね」と言われる所以となっていたが、実際にストーリーを進めていくと「あぁ、そういうことだったのか。一応”バイオハザード”だったのか」とある程度納得のいくストーリーだった(それでも旧作と比べてファンタジー色は若干強いが)。

 

また、序盤に転がっている資料の中には、その時に読むと意味が分からないが終盤になってまた読んでみると「ああ!この資料はそういうことだったのか!!ということは・・・ え!?」となる心憎い演出も隠されており思わずよく考えられているなと感心してしまった。

 

BGM以外で魅せる"サウンド"

今回のバイオはBGMはほとんど存在しない。しかし、その分環境音に力が入っている。

 

足音、ドアを開ける音、床がきしむ音、そのほかの物音・・・

 

これらの音に私は何度も不安な気分にさせられた。誰かがいるのではないかという緊張感が常にまとわりつきそれが恐ろしくもあると同時に心地よくもあった。

ゲームのサウンドというのは何もBGMだけじゃないというのを今作で身をもって思い知らされた。

 

REエンジンによって描かれるおぞましくも美しい世界

今回のバイオは自社開発のゲームエンジン、その名もREエンジンと呼ばれるものによって作られているが、それによって描かれる世界がただただ素晴らしかった。

 

光のさし方、朽ち果てた雰囲気が見事に表現されており、の世界は非常に恐ろしく、おぞましく、ただそれゆえに美しかった。

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△これらは実際のプレイ(操作)中のスクリーンショット

 

また影の表現も素晴らしくよくできており、自分自身の影に驚かされる場面が何回かあった。

 

私は、ゲームのグラフィックというのはどちらかというとゲームの本質的な部分ではなく付加価値的な要素に当たる部分だと思っていて、平たく言うと”良くても悪くてもどっちでもいい”という感じだ。

だがバイオ7に関しては、そんな私でもこの作品はグラフィックが大きな魅力だと思ってしまうくらい素晴らしいものだった。

 

残念ながら私はPS4 Proの話が出る直前に4K非対応の大型テレビを買ってしまったのでPS4 Proでのプレイは叶わなかったのだが、これを見ている方でそれが可能ならぜひPS4 Proでやっていただきたいと強く思う。

 

気になった点

さて、ここからはバイオ7でいくつか気になった点をまとめていきたいと思う。

 

グラフィックについて

先ほどグラフィックについて褒めちぎった後にこんなタイトルが出てきて戸惑っている人もいるだろう。

先述のようにREエンジンによって描かれている今作の世界は非常に素晴らしい。しかしその一方で対象に接近して”作りこみ”という部分に関してみてみると少々残念な印象を受ける。

 

ただこれに関してはVRとの兼ね合いがあるので致し方ない部分ではあると感じるし、おおざっぱに全体として、”雰囲気”としてみてみると先述したように本当に素晴らしいグラフィックとなっているので私としてはそれで十二分と考えている。

 

探索や謎解きをもう少し複雑にしてほしかった

今回のバイオはベイカー邸からの脱出がメインとなるが、ベイカー邸の構造はもう少し複雑にしてほしかったかなぁと感じた。

例えば地下奥深くのドアの鍵が前半で見つかったり、最初の方で見つけるドアのカギが終盤の邸宅奥深くから見つかったりといった具合だ。

 

今回のバイオではカギやドアは割と忘れないうちに使える範囲内にしかないので1のようにカギを見つけたころに「あれ?これどこに使うカギだっけ?ここまでどうやって行ってたっけ?」となって探し回るようなことはなかったのでそういう部分があればもっと楽しめたかなという風には思う。

 

ただ、”田舎に住む農家”という設定から考えると1、2のような「こんな意味不明な構造な建物あるわけないだろ」状態になってしまうのでこれも致し方ない部分ではある。

 

終わりに

さて、ここまでバイオ7について良い点と気になった点についてまとめてきたがいかがだっただろうか?

 

新しさを取り入れつつも本質的な部分は原点回帰。なかなかにできることじゃない。

一部には不便に感じる部分があったもののそれが逆に心地よい難しさを与える要因となっていた。そのあたりの難易度調整も見事だった。

 

ちなみにバイオ7は今回9時間でクリアした。9時間と聞くとかなりボリュームが少ない印象を受けるが私としてはあの雰囲気をあれ以上長くすると蛇足になってしまうのでこのぐらいのボリュームが適当だと思っている。ただ「どうしてもゲームボリュームが欲しい。長く遊びたい。」と思う人は様子見しておくのが無難だろう。

 

私は正直バイオに、カプコンの作品にここまで感動させられるとは正直思っていなかった。今回のバイオをプレイしたことによりカプコンに対する見方がかなり変わった。

 

それほどまでにバイオ7の出来は素晴らしいものだった。

 

今回のバイオはシリーズをやっていなくてもストーリーの面でも全く問題はないのでホラーゲーム好きにはもちろん、普段このようなゲームをやっていない人にも強くお勧めしたい作品だ。

 

おまけ:PSVR vs PS4 Pro+4Kテレビ

最後におまけとしてこちらの感想を少し。とはいってもVRモードで行ったのは序章の廃屋のみなので参考程度に・・・

 

PSVRでのプレイはとにかく目の前で起こることが自分の身に降りかかってきているように感じる。それゆえに襲われたりするシーンには度肝を抜かれるし、びっくり演出シーンには恐ろしく敏感になる。

ただ、PSVRではグラフィックの低下による比較的近くにあるもののジャギーさが無視できないレベルになってきており、私のようにグラフィックを推している者にとっては残念な印象を受けてしまう。

 

なので私はPSVRよりもPS4 Pro+4Kテレビでのプレイがどちらかというとお勧め。

 

ただ、先述したように私は序章しかプレイしていないのに加えて好みやその人の重視するポイントにもよるのであくまでも参考程度にしてほしい。

 

タイトル:バイオハザード7 -レジデントイービル- (グロテスクver.)

メーカー:カプコン

フォーマット:PS4(Pro対応)

プレイ人数:1人

ジャンル:サバイバルホラー

CERO:Z

発売日:2017年1月26日 

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さて、いかがだったでしょうか?面白いだろうなぁとは思っていたのですがまさかここまで引き込まれることになるとは全く予想していませんでしたww

さて、一休みしたいところなのですが、ニーアや仁王そしてホライゾンも発売されてしまったので安息の時間まではまだまだ先は長そうです(汗)

 

それではまた次回お会いしましょう!