dustyの気まぐれゲーム探訪記

ゲームに関連することを気まぐれに書き連ねていくブログです。最新ゲームの感想、レトロゲームの紹介、ゲーム業界に対して思う事etc. いろいろとのんびり気の向くままに書いていきます。

レポート(4):TGS 2017を振り返る

前回のTGSの歩き方に引き続き、今回は管理人自身の今年のゲームショウを振り返っていこうと思います!

 

1日目


開幕後、すぐに向かったのはSIEブースのPSVR試遊受付です。PSVRは台数が少なく回転率が悪いので先に済ませてしまおうという魂胆でした。
ところがPSVRはどうやら整理券方式だったらしく、整理券を受け取りました。
プレイするのは10月14日に発売するV!勇者のくせになまいきだR」です。

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整理券を受け取ったのはいいのですが、開始時刻が10時5分で、集合時間が9時50分の整理券でした。
9時半に開幕して、35分を過ぎようとしていたときでした。
本来ならすぐ試遊したあと、10時の一般組みが入ってくる前にエースコンバットあたりを試遊しようと思っていたし、整理券の場合でも10時半以降の整理券なら、今のうちに試遊にいけたのですが見事に中途半端な時間の試遊権を得てしまったばかりに何も出来ませんでした。
とりあえずエースコンバットの試遊台にいきましたがちょうど最初のグループが埋まってしまった後に来てしまい、一縷の望みをかけて並んだのですがさすがにこのわずかな時間では終わるわけはなく、泣く泣く断念しました。

 


V!勇者のくせになまいきだR


落ち込んでいても仕方ないので、気を取り直して、Vなまのブースへ。
発売間近だったし、予約もしていたので優先順位は少し低めだったのですが、当初の目論見なら問題なかったのと、この日の夜に開催される「Jスタとあそぼう:リアル」に参加する前に、このパーティに参加される山本さん、鳥山さんの両プロデューサーに挨拶しておきたかったので試遊することにしました。

 

さて、早速プレイ。
今回の勇なまはVRということで過去作とは、リアルタイムストラテジーという根幹部分は変わっていませんがシステムが大きく変わっています。
詳しくはこちらのPVをご覧ください!

www.youtube.com

 

勇なまということと、根幹部分は変わっていないので無条件で予約していましたが、自分の好きな勇なまとは大きく違うので正直なところ少し不安でした。
しかし、実際にプレイしてみるとそんな心配は見事に杞憂に終わりました。
システムは大きく変わっていてもちゃんと勇なまでした!というか、むしろこれはこれで面白いじゃん!!
雰囲気という面に関しては、今回魔王たちはPSP時代にしゃべっていた謎言語から日本語に音声をシフトしていて、これに関しても勇なまの独特の雰囲気を出すための重要な役目を担っていたので不安だったのですが、これも要らぬ心配でした。
絶妙なキャスティングと脚本、それにあうように作られた3Dキャラモデルのおかげで音声が日本語になってもその雰囲気は脈々と受け継がれていました。

 

勇なまが独自に持っている雰囲気、マネージメントする楽しさはそのままにうまくVRに合うシステムに変換されており、PSPの3作プレイした私も納得の勇なまっぷりでした!

 

今回の試遊でそれを確認できて安心できました。それどころか、発売日が待ち遠しくて、待ち遠しくて仕方なくなりました!
VRをもっている方はやって損はないと思いますので、ぜひご検討ください!

 

 

タイトル:V!勇者のくせになまいきだR

メーカー:ソニーインタラクティブエンターテイメント

フォーマット:PSVR専用(Pro対応)

プレイ人数:1人

ジャンル:リアルタイムストラテジー

CERO:A

発売日:2017年10月14日 


試遊後に・・・


ゲームショウ開幕直後ということで、山本さん、鳥山さんの両プロデューサーが見にこられていたので、挨拶させていただきました!
簡単な感想と、「Jあそリアルにいきます!」と伝えさせていただき、「あ、そうですか!ぜひ、ゆっくりお話しましょう!」といっていただき、次の試遊に向かいました。

 

 


Detroit Become Human


勇なまの試遊を終えた時点でエースコンバットは翌日に回すことにして、SIEブースでやりたかった作品を試遊しにいくことにしました。
このとき既にほとんどのタイトルで規制がかかっていましたがPSブースにはやりたかったタイトルが複数あったことや、試遊台が比較的多く回転率が良いという理由からSIEブースで張り込むことにしました。
幸い今年のSIEブースは待ち時間表示看板が通路上になかったため、目当てのゲームの表示が変わるまで、案内板の前で待たせてもらいました。


そうして、規制をかいくぐれたタイトルが、2018年に発売が予定されている、フランスのゲーム会社Quantic Dreamが開発元の注目作品、「Detroito Become Human」です。

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管理人はゲームショウ前のカンファレンスでこのゲームを知り、PVを見てすぐに興味が湧き、今回のゲームショウの試遊で一番楽しみにしていた作品でした。
列に並んだのが11時で90分待ちのアナウンス。12時50分にはPS Plus会員特典で予約した「二ノ国Ⅱ」の試遊にいかなければいけなかったのでかなりヒヤヒヤしましたが、本当にギリギリで試遊することが出来ました。

どんなゲームかはこちらのPVをご覧ください。

www.youtube.com


私は最初、カンファレンスのPVを見たときはよくある洋ゲーの高グラフィックアクションゲームかと思ってました(ストーリートレーラーだったため)が、そうではなく状況判断と選択によってストーリーが分岐するアドベンチャーゲームでした。

 

さて、プレイした感想ですが・・・

 

なんだ、このゲームは!!??

 

物を拾う、調査する、交渉する。その全てのひとつひとつの操作がそのゲームを攻略するに当たり重要な行動であることがヒシヒシと伝わってきます。


無駄な行動、選択肢はひとつたりともありません。


プレイヤーの一挙手一投足、ひとつのひとつの判断がゲーム内に反映されているということが分かるため、交渉時の選択を迫られる場面が画面の向こうのキャラクターではなく自分自身に選択を迫られているような感覚になります。
さらに、プレイ中は圧倒的な高グラフィックかつシームレス映像でかつリアルタイムでどんどん進んでいきます。


それらが合わさることにより生まれる暴力的なまでの没入間、緊張感はその辺のVRゲームを簡単に凌駕してしまうほどの仮想体験です。


20分間の試遊でしたが、その20分間ずっと緊張しっぱなしで心臓のバクバクが全く止まることがありませんでした。
その感覚はある種のドラッグのようで、実際ゲームショウが終わって数日たった今でも、ふっとした瞬間にもう一度、同じパートでいいからプレイしたいという強烈な衝動に駆られています。

体験版でここまで感じさせる作品はいまだかつてありませんでした。
本当に衝撃的な出会いでした。

 

試遊が終わったあと、すぐに購入することを決意しました。


今回、この記事を読んでこの作品について知ってくれた方・・・このゲーム、間違いなく買いですよ!!

 

タイトル:Detroit Become Human

メーカー:ソニーインタラクティブエンターテイメント

フォーマット:PS4

プレイ人数:1人

ジャンル:未定

CERO:審査前

発売日:2018年 上期 


試遊後・・・

 

試遊を終えた後、Tシャツを貰えました!

これがまたカッコいい!ゲームのTシャツて感じが全くしないです。

これ、普通にファッションとして合わせても使えそう…今度試してみます(笑)

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ちょうど試遊を終えた後(正確には二ノ国Ⅱのあと)、SIEローカライズプロデューサーの石立さんにお会いし、あふれんばかりの感想・思いを伝えさせてもらいました(笑)

 

 


二ノ国Ⅱ レヴァナントキングダム


Detroit Become Humanの試遊が12時45分頃に終了という神がかり的な奇跡が起きたため、朝の不運を完全に挽回しました!
すぐにPS Plus会員の試遊予約受付ブースに行き、受付を済ませた後に試遊に向かいました。
まさに流れるような進行。

 

ということで次に体験したのは「ニノ国Ⅱ レヴァナントキングダム」です。

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さて、二ノ国ですが、初代からの正統進化って感じで好印象を持ちました。
とはいっても初代が大分昔なので正直よく覚えてないのですが(笑)
しかし、そんな淡い記憶しかないにもかかわらず今回の体験版をプレイして「今作のほうが面白い!」と直感的に感じました。
戦闘は遠距離攻撃、近距離攻撃を自在に操れて自由度が高く、ボタン配置もいい感じで操作しやすいです。ゲージが溜まると撃てる必殺技も爽快感がありプレイをしていてとても気持ちがよかったです。
また、今作はキャラクターデザインや雰囲気も前作より好きで、主人公と思われる王子は特に気に入っていて、早く彼の話がどういう風なものなのか気になって仕方ありませんでした!

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ただ、今回の体験版ではボイスが英語しか用意されておらず、日本語でプレイすることが出来なかったので、日本語のキャストがどうなっているのかだけが唯一の心配です・・・
ジブリキャストは当たりハズレが物凄くはっきりしてしまうので、女優、俳優を起用するのはOKですが、棒演技だけは勘弁してほしいですね(汗)

二ノ国は私が好きなSFCなどの昔のRPGでよく用いられていた”ワールドマップをミニキャラで歩いて冒険していく”スタイルを唯一用いている現代RPGなのでとても期待しています。(あの手法、世界を冒険している感があって好きなのになんで他のRPGはやらないんだろう・・・)


体験した感覚も上々だったので発売まで待ち遠しいばかりです!

 

 

タイトル:二ノ国Ⅱ レヴァナントキングダム

メーカー:レベルファイブ

フォーマット:PS4

プレイ人数:1人

ジャンル:ファンタジーRPG

CERO:審査前

発売日:2018年1月19日

 


Hidden Agenda -死刑執行まで48時間-


次にプレイしたのは、こちらもカンファレンスで初めて存在を知った、Hidden Agenda-死刑執行まで48時間-というゲームです。
このゲームの特徴は、スマホをコントローラにして、最大6人までプレイすることができ、プレイヤーの投票によって選択肢を決定し、物語を進めるという独特なスタイルを持っていることです。
ジャンルはサスペンスアドベンチャーでどんな話かを含めて詳しくはこちらのPVをご覧ください。

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で、プレイした感想ですが、こちらは残念ながら期待していたよりも面白くなかったです。
プレイヤーの投票ということですが、誰がどこに票を入れているのか分かってしまうのと、複数人でわいわいやってしまうことにより、サスペンスなのに今ひとつ緊張感が感じられませんでした。
それに、投票ということは自分の意思が必ず反映されるということではないので、Detoroitのような没入間、選択することに対する責任感も今ひとつ感じられませんでした。
発想としては面白いと思いましたが、これなら一人で黙々とやっていたほうがいいかなと感じました。

 

タイトル:Hidden Agenda -死刑執行まで48時間-

メーカー:ソニーインタラクティブエンターテインメント

フォーマット:PS4

プレイ人数:1~6人

ジャンル:アドベンチャー

CERO:審査前

発売日:未定

 

 

TGS散策


Hidden Agendaの試遊を終えたら時刻は15時ごろで、もうひとつ試遊しようと思えば出来なくもなかったですが、この後に控えている「Jスタとあそぼう:リアル」のこととか諸々を考慮して、TGS散策に繰り出すことにしました!
では、その様子を写真でご覧ください。

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1日目終了


散策を一通り終えると16時ごろになっていました。最後にやりたい試遊台を少し覗きにいきましたが、どこも受付を終了していたので、1日目はこれで終了しました。

 

この後は、アパホテル 東京ベイ幕張に向かいこの日のメインイベントである「Jスタとあそうぼう:リアル」に参加してきました。


その様子は別途記事を上げているので(近日公開予定)そちらをご覧ください!本当にすばらしいイベントでした!

さて、そんなすばらしいイベントを終えて、蘇我駅へ戻ったら22時を回っていました。
シティーハーバー蘇我にある温泉に行く予定でしたが、次の日も4時起きというのを考えてそのまま寝ることにしました。
こうして、TGS2017の1日目が終了しました。

 


2日目


2日目は天気が回復し、比較的快適な状態で待機列を過ごして、開場を迎えました。
まずは、モンスターハンターの整理券をゲット・・・なんですが、ゲットした整理券の時間は9時半スタートの試遊。
この日は9時半~10時間に最低でもエースコンバット7」、余裕があればソニックフォース」の試遊をやろうと目論んでいたのが見事に外れました・・・

 

サポーターズチケットの場合、早過ぎるのも考え物ですね。

 


モンスターハンターワールド


とりあえず、気を取り直してモンスターハンターワールドの試遊へ。今年のゲームショウの目玉ということもあり、ブースの装飾は気合が入っていて圧巻です!

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それでは早速試遊。
実は、私モンハンは全く触ったことがありません(滝汗)


当時、親がゲーム嫌いだったこともあり、PSPをなかなか手に入れられず、親に内緒でなんとか自腹で手に入れた時には周りは猛者だらけになっており、今更ノコノコ入っていくわけにはいかなかったからです。
そうこうしている内にモンハンは任天堂に移行し、完全に無縁な存在に・・・
ところが今回PSに、それもvitaではなくPS4独占タイトルとして戻ってくるということで、「これはゲーム好きなら一見すべきでしょ!」と思い今日に至りました。

 

という経緯があるので、(過去作と比較して)面白いかどうかというのはいまいちピンとこなかったのが正直なところです。
ただ、フィールドが一体型になったことで自分が友達の旧作のプレイを見ていたときと比べると、テンポや臨場感が抜群に良くなったことは間違いありません。
モンスターが移動する際も自然な移動になるので違和感もないのでより世界観に浸れるようになったのは明確ですね。

 

モンハンはやっぱりもともとの素材(ゲームジャンル等)がいいので、それだけでも十分楽しいですね。
今回の試遊では”過去作をやってないため”特別面白いという部分を見つけられなかったですが、逆に気になる部分というのも一切見当たらず普通に楽しめたので、こちらも予定通り購入したいと思います!

www.youtube.com

 

タイトル:モンスターハンターワールド

メーカー:カプコン

フォーマット:PS4(Pro対応)

プレイ人数:1人

ジャンル:ハンティングアクション

CERO:C

発売日:2018年1月26日

 


エースコンバット7 -スカイズアンノウン-


モンハンの試遊を終えてすぐにエースコンバット7 -スカイズアンノウン-の試遊台があるバンダイナムコのブースに向かいましたが、10時15分ごろに着いた時には時すでに遅し…入場規制の文字が虚しく表示されてました…

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翌日には仕事が控えていたので2日目は昼前には会場を出ようと思っていたため途方にくれました…

しかし、初日も目と鼻の先で試遊ができなかったこともあり、どうしても諦めきれなかった私は今並んでいる人数からざっと計算し、規制解除後すぐに並べば13時くらいまでにはできそうと判断し、帰宅時間を数時間犠牲にして粘る決断をしました。

 

その結果…目論見通り13時前にプレイすることができました!

 

実はエースコンバットシリーズも管理人は初めて触ります(汗)

いや、小さい時車のディーラーに置いてあって暇つぶしに一度だけプレイしたことがあったような気がしますが、どっちにしてもそんなのプレイした内に入りませんね(汗)

 

ですが、エスコンはゲーム史には欠かせない名シリーズですし、それがPS4にナンバリングとして久しぶりの登場、それにあのバンナムが目先の利益度外視で本気の作品を投入してくる、しかもVR対応とあればゲーマーとして逃す選択肢なんてない!となり、試遊を楽しみにしていました!

というか、トレーラーを見てるとストーリーがホントにホントにヤバイ!物凄く面白そうな気配がムンムン漂ってきているんですよね!

空に生きる男達の熱い生き様やそこに息づく人々の思い…そういった濃厚なストーリーに期待していたりもします。

『ACE COMBAT™ 7: SKIES UNKNOWN』 TGS2017出展用トレーラー - YouTube

 

で、今回の試遊ですが、非常に面白かったです!

操作は直感的でやりやすく、演出もいちいちカッコいいです。

 

そしてなんといっても凄いのが雲と雨粒の表現!!

 

いやもう生々しさが尋常じゃないです!

この雲の表現だけでも一見の価値ありですね。試遊した段階では特に気になる点はなかったですし、かなり好印象を持ちました。

2018年の発売まで待ち遠しい気持ちになりましたね。

 

発売するまでには過去作もやっておかないとなぁ…

 

タイトル:エースコンバット7 -スカイズアンノウン-

メーカー:バンダイナムコエンターテイメント

フォーマット:PS4

プレイ人数:1人

ジャンル:フライトシューティング

CERO:審査前

発売日:2018年

 

 

ゲームショウを振り返って

 

さて、こんな感じで管理人のTGS2017は過ぎて行きました。

いやもう本当に良い意味で慌ただしかったです。カンファレンスの前までは「今年は勇なまくらいかなぁ」くらいにしか思ってませんでしたが蓋を開けてみればDetroito Become Humanを筆頭に新しい、素晴らしい作品との出会いが沢山ありました!

 

結果的に見れば、当初過去最も見所が少ないかなと思ってた今年のゲームショウ一番多く試遊を行った年になりました。

 

時間に限りがあってできませんでしたが、他にももっとやりたいタイトルはありました(笑)

 

こうしてみると、いかに自分が食わず嫌いをしていたか思い知らされたゲームショウでした(汗)

世の中には自分の知らない傑作がまだまだ転がっているんだなと、もっとアンテナを張っていかないとと感じさせられました。

 

もちろん、管理人はしがない社会人なのでずっとゲームにアンテナ張りっぱなし、付きっきりという訳にはいかないのですが、そんな中でも自分の出来る範囲でもっと名作に触れられるようにやれることをやっていきたいなと、そういう風に感じたゲームショウでした。

 

 

さて、今回はここで終わりです!

ゲームショウ記事3連発の第2弾まで終わりました!

 

ラストはいよいよメインディッシュの「Jスタとあそぼう:リアル」の記事を書いていきますので、投稿した際はそちらもよろしくお願いします!

 

では、またお会いしましょう!!