dustyの気まぐれゲーム探訪記

ゲームに関連することを気まぐれに書き連ねていくブログです。最新ゲームの感想、レトロゲームの紹介、ゲーム業界に対して思う事etc. いろいろとのんびり気の向くままに書いていきます。

ゲームショウの歩き方(TGS 2017の場合)

今年も行ってきました、ゲームショウ

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最初は、今年はやや見どころ不足かなと思っていたのですが、終わってみれば超大満足のゲームショウでした!

 

さて、今回はそんなゲームショウに行こうと思っている方に向けて、アドバイス的な記事を書こうと思っています。

あくまで個人の経験によるものですので参考程度に見ていただきますとありがたいです!また、本記事はどうせいくなら大変な思いをしてでも最大限楽しみたいというガチ勢向けの内容になっておりますのでその点、ご了承ください。

それでは早速書いていきます!

 

開幕前


仕事を終えて、千葉市内に前乗りして車中泊をして迎えた23日の朝4時。
外は本降りの雨・・・

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管理人、なにかイベントがある日はほとんど雨なんですよね・・・
ちなみにゲームショウは4年連続4回目ですが、2日間通じて雨が降らなかった年は一昨年くらいしかなかったような気がします(滝汗)

 

気を取り直して駅に向かいます。駅に向かう前にコンビニによって準備を整えます。

購入した品は、

 

朝ごはん・・・必須
飲み物・・・朝ごはんよりもさらに必須
ゴミ袋(45L)・・・リュックの防水、座る際の敷物、雨具の代わり

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以上になります。


待機列に並んでからコンビニに行くことも可能っちゃ可能ですが、地味に距離がありますし、敷地内から出てしまうのは誤解も招きかねないので当日の朝に先にコンビニにいっておくことを強くお勧めします。
ゲームショウの時の天候は気温がまちまちで、物凄く寒い年もあれば物凄く暑い年もあります。
特に、暑い年では熱中症で倒れている人もいますので水分補給は意識しましょう。
また、どちらでも対応できるように、着衣しやすい上着や長袖、半袖の両方を準備しておきましょう。

 

ついでにその他の準備物も書いておきます。

 

本、携帯ゲーム機・・・待機列暇つぶし用
モバイルバッテリー・・・待機列での暇つぶしにスマホを使うなら必須
手提げ袋・・・リュックの人は出来ればほしい。すばやい出し入れをするため
サイン色紙、好きなタイトルのパッケージ・・・チャンスがあれば話しかけてサインをもらおう
サインペン・・・同上

 

手提げ袋はゲームショウ内でブースが配っているものを無料でもらえますが、大きくてかさばりますので手ごろな手提げ袋を自前した方が後々楽になると思います。
サインセットですが、ゲームショウではクリエイターの皆さんが見に来ていることがかなりあります。
特に自らが手がけている作品があるときは当然自ブースの近くにいることが多いので簡単に遭遇したりすることがあります。
管理人は、ゲームショウの醍醐味は試遊よりもクリエイターと直接お話できることにあると思います。
クリエイターの方も広義でいえばただの会社員、一般人なので親しみやすい方ばかりでまた彼らもファンの方と直接話しできるのを楽しみにしている方が大多数です。
ですので、好きなゲームを手がけている(いた)クリエイターさんがいたら積極的に話しかけて交流を図っていきましょう。

 

話を戻します。
コンビニで買い物を済ませて蘇我駅に向かいます。ゲームショウ会場の最寄り駅にあたる海浜幕張駅に最速に着くのはこの蘇我駅4時50分発、海浜幕張駅5時2分着の電車です。

 

さてここで私の文章をしっかり読んでくれたゲームショウに行ったことない方は疑問に思うのではないでしょうか?
「なんで前日に車中泊してるのに現地ではなくわざわざ電車でいくのか?」と・・・
その説明を今からしていきたいと思います。

 

ゲームショウの開場待ちには3種類のパターンが存在します。

 

1.始発組
最もオーソドックスで公式でも推奨されている待ち方

 

2.現地始発勢合流組(合流組)
駅の出口に待機し、始発組が駅から降りてくるのを見計らって、始発組の列になじむ、または始発組より前で列を形成する待ち方

 

3.現地組
現地の手荷物検査待機列形成場所で待つ組

 

管理人は去年、初めて車でゲームショウに向かい2、3を試しました(当然車ならそれが楽なので)が、見事に徹夜組の温床になっていました。
規模は100~200人程度と言ったところでしょうか。
呆れるのが、その徹夜組で早く来ていた人が「列形成します。並んでください。」と仕切りだして、「早く来た人から順に並んでください!マナー守りましょう!」とか言ってるバカがいたことです。


いや、早く来た順ってマナーって・・・
あなたたちの存在そのものが既にマナー違反なんですけど・・・

 

それでも本人は全く無自覚で純然たる正義の心で仕切っているんだから滑稽もいいところでした。

 

私は当然そんな筋が通っているようで全く通っていないことなんか聞くわけなく、列形成の混乱にまぎれてほぼ先頭(先頭よりほんのちょっと後ろ)で並びましたが、正直あれだけ徹夜組がいてその中の後ろのほうに追いやられてしまったら現地組のメリットはほぼなくなってしまうに加えて2、3は始発組の後ろに並ばされるリスクがあります(実際に今年の2日目には3勢は始発が来ると同時に会場前から追い出され始発組の後ろに並ばされたみたいです)。

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▲2日目の朝、会場方面から列とは逆向きに戻ってくる人はおそらく3の現地組。


年によっては2、3が規制されることなく先頭になることもありますが、実際のところ2、3は抱えるリスクの割にはリターンが少なすぎます。1にすると睡眠も確実に取ることが出来ますし、1の中で前のほうを確保できていれば(確保する方法を書きます)それだけで十分良い位置にいるといえます。


ということで今年の私は始発駅の蘇我駅から会場に向かうという選択をしました。

 

遠方からホテルを取ってこられる方、メッセ周辺のホテルは他と比べると高額で、プラス開場待ちの方法は自動的に3になるので、ホテルを取るときは海浜幕張の一つ手前の検見川浜駅蘇我間の駅チカでとることをお勧めします。
恐らくはホテルやネカフェがある蘇我や千葉中央あたりが狙い目になると思います。

 

さて、それでは電車に乗ります。海浜幕張駅ですばやく降りるためには6、7号車に乗っておくと着いたときには階段前になりスムーズに降りることが出来ます。
分からなければ混んでいる車両が目印です。車両内の混み具合によって降りる扉の位置を調整すると◎。

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▲6号車端の降り口。目の前に階段。

 

駅から降りるとあとは流れに身を任せてメッセへ向かいます。
このときは、まぁ適度にマナーを守りつつ位置を確保してください(笑)
あんまり律儀にマナーを守っていると他の人につけ込まれる一方で損するだけなので。

 

会場前に到着すると、手荷物検査に向けての待機列が形成されますが、前売りを買ってない人はここでチケットを買うことが出来ます。
購入する猶予の時間を与えてくれますので、前後の人に断りを入れて買いに行きましょう。
まぁ、正直このときはぎゅうぎゅうづめで身動きもとりづらく、このタイミングで列の出入りされるとかなりうっとおしいので前売りは必ず買っておいてください。

 

手荷物検査を終えると、サポーターズチケットと一般入場に分かれて開幕前の待機列を組みます。
このとき、整理券をとるかとらないかで列が分かれる場合がありますので、事前にネットで整理券のラインナップを調べておき、スムーズに列に並びましょう。
大体の人が整理券ありの列に並ぶので場合によっては整理券を捨てることによって大きなアドバンテージを得られます。


ここまできてようやく落ち着けます。

前の人と座れる程度に距離を開けて、各自で準備した敷物を敷くなり晴れているときならそのまま座るなりして楽に過ごしましょう。
待ち時間は本を読んだり、ブースを巡る順をネットで調べて予習したりして時間をつぶしましょう。
下調べをしていない場合はこの段階でブースの場所やブース内の構成をしっかり下調べしておきましょう。


ゲームショウ開幕組は1分1秒が勝負です。

 

無駄にうろうろしなくて済むように準備は怠らず!

 

ゲームショウ開幕後

開幕~10時半頃まで

開幕すると、自分が立てた予定通りに最短ルートで回っていきましょう。
ちなみに、ルートを作るときの参考ですが、試遊を回る際は格ゲー音ゲーそしてパズルゲーは後回しにしましょう。
格ゲーはユーザーが偏っていますし、音ゲーやパズルゲーも内容が分かっているので比較的空いていますし、入場規制がかけられたとしてもすぐに解除されることが多いです。


ルートを練るときはゲームのジャンルユーザー層メーカーの大きさそして注目度客観的に総合的に分析し、点が高い順に回っていくようにしましょう。

 

先にサポーターズチケット組が9時半に入場し、10時に一般チケット組が入場します。
一般チケット組もすぐに試遊台にいけば1つは確保できると思いますが、5分後にはおそらく大半のゲームで入場規制がかかると思ってよいでしょう。
10時10分以降は、9割ほどのゲームが入場規制されていることを前提で行動しましょう。

 

 

しかし、入場規制されていても試遊することは十分可能ですので諦めないでください。

 

ちなみにゲームショウ2時間を超える待機列の形成を原則禁止にしています。
2時間を超える待機列形成禁止ということは、規制を解除するにはそれ以上の余裕をもっていないと規制が解除できないということです。

これを理解しておき、例え列が空いてるように見えても係員に無闇に「なんで入れないの?」とつっかからないようにしましょう。

 

 

10時半以降の立ち回り

この時間になるとほとんどのゲームに入場規制がかかっています。もし、入場規制がかかっている場合(ていうか大半がそうなってるはず)は、まずどれくらい並んでいるかを確認しましょう。
このとき、試遊台が何台あるかを把握しておくと更にグッドです。


パンパンに並んでいる場合はしばらくは再開できないので他の試遊台の様子を見に行ったりご飯を食べに行ったりすると良いでしょう。
ちなみに一人当たりの体験時間は早くて15分、長いと30分くらいなのでそれと試遊台の数を考慮して捌けていくまで待ちましょう。
列がある程度空いてきていて、規制解除がされていない場合はチャンスです。入り口の前を立ち止まらないように、なるべく他の人の邪魔にならないようにうろちょろして待機しましょう。
入り口の前で待機していると人払いされてしまい、最悪の場合そのせいで規制が解除されない場合があるので絶対に入り口の前で立ち止まって待たないようにしましょう。


入り口近辺で待機を始めてから30分、読みや係員の規制解除のタイミングによっては1時間以上待つことになるかもしれませんがくじけてはいけません。腹を決めましょう。
また、待機列が減っているのを確認して焦らず待ちましょう。

 

そして、規制が解除されたら速やかに並びましょう。規制をかいくぐれたらおめでとうございます。試遊確定です!


ゲームショウではそもそも列に並べないことが当たり前なので、規制をかいくぐって並べただけでも十分に価値があります。
ですので、「これからまだ長い時間並ばないといけないのか。時間がもったいない・・・」と思うのではなく、「やった!並べた!」と思うようにしましょう。
プランニングするときも長時間勝負を前提にプランニングしましょう。


管理人は今年のゲームショウ1.5日かけて6つ体験しました。
内ひとつは体験予約を事前にしていたので(PSブースでPS Plus会員は1つだけ事前に予約できる)、それ以外の5つを当日並んでプレイしました。

23日に丸1日使って3つ(最後の3時間は会場内をブラブラしたのでそれも当てればもう一つは出来ると思います)、24日の午前中のみの参加(翌日仕事がつらくなるため)2つ体験しました。

これだけできればかなり試遊した部類に入ると思います。この数を参考に皆さんもプランニングしてみてください。

 

ちなみに、これはステージイベントを見ない人を前提とした説明です。
ステージイベントを見たい場合はここにそのスケジュールが入ってきます。
整理券がないステージイベントで最前列で見たいという場合には直前のイベントからブースに行き、そこから次のイベントまで待機しておくという風になりますので、試遊は2枠分は捨てるつもりで予定を立ててください。
開場直後の試遊は確保できますので、試遊は会場直後の1つのみにして、あとは全てステージイベント観覧に当てるという楽しみ方もアリです。これはこれでかなり賢い効率的な楽しみ方だと思います。

 

 

閉幕後

ゲームショウは17時に終了します。1日中いた方はお疲れさまでした。さぞ大変だったことだろうと思います。

ゲームショウ後は特に用事がない限りは速やかにご帰宅、若しくは宿泊先にお戻りください。相当な疲れがたまっているはずなので余計なことはしないですぐに体を休めて、2日目、若しくは次の日の仕事に備えてください!

 

 

最後に

いかがでしたでしょうか?今回の記事が皆さんの参考になったのなら幸いです。

ゲームショウは本当に大変ですが、あの遊園地のような非日常感、お祭り感はここでしか味わえません。

ゲーム好きを自称するなら一度入っておくべきだと思います!

 

最後に、今年のゲームショウアクションカムをつけてグルっと散策した動画を載せておきますので参考にしていただければと思います!

 

www.youtube.com

 

それでは次回は私のゲームショウがどんなものだったかを書いていこうと思いますのでよろしければそちらも読んでいただくと幸いです!

ではまた近いうちにお会いいたしましょう!